PRまめ知識ブログ

PRと回文

昨日12月21日は「回文の日」という日だったそうです。

回文(かいぶん)とは、

文章を始めから読んだ場合と 通常とは逆に終わりから読んだ場合とで

文字ないし音節の出現する順番が変わらず、

なおかつ、言語としてある程度意味が通る文字列のことで、言葉遊びの一種でもあります。

英語でも同様の回文が存在し palindrome (パリンドローム)というそうです。

簡単に言えば、上から読んでも下から読んでも同じ言葉です。

12月21日を「回文の日」としたのは 回文俳句」などを手がける宮崎二健氏で

「1221」が 回分のようになっているということからだそうです。

誰しも 子どもの頃

「とまと」や「しんぶんし」といった回文の単語や

「竹藪焼けた(たけやぶやけた)」といった言葉を見つけて遊んだり

楽しんだという経験があるのではないでしょうか?
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この「回文」は 商品やサービスの名称としてもよく使われていますよね。

車の「CIVIC]や雑誌の「ESSE]

海苔メーカーの「山本山」

衛星放送の「WOWOW」といったのが有名でしょう。

どれも 印象的で独創的なネーミングではないでしょうか!

一般的に これらの回文を使った名詞を「回文造語」というそうです。

PRしたいサービスや商品名を「回文造語」にすることによって

様々な効果が期待できます。

1.記憶に残りやすい

視覚的にも その音声からも ユニークで覚えやすく 記憶に残りやすい

インパクトがある文章として効果的といわれています

2.左右対称で美しい

文字列にしたときに どんな単調なデザインにしたとせよ

ビジュアル的に 左右対称のシンメトリーは 読みやすくスッキリと綺麗にまとまりやすいので

視覚的な効果が得られやすい

3.意外性とリズム感

新鮮な言葉の響きや口に出したときのリズム感があるため

印象的で意外性も期待できます

美しい日本語ならではの特色を生かした言葉に 遊び心を加えると

あっと驚くような文章ができ 視線を集中させ、記憶にも残り得ることも期待できます。

また 長めの回文になりますと

あまりの意外性に 何度も繰り返し読んでみたり 眺めてもらえるという効果もあります。

例えば

「回数か 定期か訊いて 買うSuica」

え?これが 前から読んでも 後ろから読んでも 同じ言葉なの?

という疑問を持たせ じっくりと読んでもらい

 「かいすうか ていきか きいて かう すいか」

あー!なるほど 本当に後ろから読んでも同じだわ!と

印象付けることができます。

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もうすぐ 2017年も幕を閉じ、新しい年を迎えますが

正月に見ると縁起がいいとされる「初夢」。

実は この縁起の良い初夢を見るためにも 回分が関わっていたことをご存じだったでしょうか

縁起かつぎという意味では、室町時代のころから、七福神が乗った宝船の絵に、

「永き世の遠の眠りのみな目覚め 波乗り船の音のよきかな」

(「なかきよの とおのねふりの みなめさめ なみのりふねの おとのよきかな」)

というこの歌を書き添えたものを枕の下に置き

この歌を三度唱えてから眠りにつくと 江戸時代より習慣となって いい初夢が見られるとされていたそうです。

作者は俳人、じゃれ歌人、浮世草紙作家など諸説あり不明ですが

回文は「言葉遊び」のようなことで上下から読めることで、

終わりがない文章として縁起がよい和歌とみなされ

またこの歌の「長き夜」も「永き世」に通じ縁起がよいとされました。

皆様も この縁起の良い初夢を見るために この歌の回分を読んだり 枕の下に置いてみてはいかがでしょうか

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今年度の「PRまめ知識ブログ」は今回で終了となります。

今年も ご覧いただき ありがとうございました。

また 来年もどうぞよろしくお願い致します。

皆様 よいお年をお迎えください。

引用参考: 回文

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