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「かに」と「かに風味」

ご存知のとおり 6月は 国民の祝日が 一日もない月です。

社会人や学生の方にとっては

「お休みが欲しいなぁ」「祝日が2ヶ月間もないなんて」と思われる憂鬱な月かもしれません。

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国民の祝日には 歴史的な出来事があった日を記念日として祝日にする傾向がありますが

6月には 特にそのような国民的に記念にするような特別な日がないことが

祝日が制定されない要因と考えられています。

将来 未来の天皇陛下がお生まれになれば 6月にも祝日ができるかもしれませんが。。。。

さて

そんな6月でも 祝日にはなりませんが 毎日毎日 色々な記念日があるものです。

昨日の6月22日は『カニの日』だったそうです。

五十音順で6番目が「か」、22番目が「に」であることと、

十二星座における蟹座が 6月22日から始まることにちなんで

巨大な蟹の看板が有名な大阪のかに料理店「かに道楽」が1999年に制定したそうです。

こじつけ感は否めませんが 蟹を扱う商売をされている関係者にとっては

旬ではないこの時期に 蟹をアピールするには もってこいなPRになりますね。

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昨年2016年に ある『蟹』にまつわる事件がありました。

蟹の食品偽装事件です。

高級食材ともなると 格安だったり粗悪な代用品を用いて食品偽装を行い

消費者を騙して 摘発されるケースが少なくありませんよね。

昨年の3月

北海道の食品メーカー「くっしゃろ食品」が、

自社で製造・販売する「カニ風味かまぼこ」に本物の「蟹」を混ぜて出荷していたことが判明しました。

原材料にカニを表記せず、2010年頃から1000万個を販売していました。

問題の商品は「カニ風味かまぼこ・Lサイズ10本入り」(300円)という商品で

本来は魚のすり身で作られるところを、

最高級ズワイガニ(1キロ2万円相当)を大量に混ぜ、

さらには 2013年以降は すり身を一切使用せず、蟹だけで製造していたというのです。

「本物のカニの味がする。ニセモノではないか」「食べたいのはカニじゃない」

といった購入した客から消費者苦情受付センターへ寄せられた通報によって発覚したそうです。

くっしゃろ食品社長は

「すり身が手に入らない時、本物を使えば喜ばれるだろうと思い、安易な気持ちでズワイガニを使ってしまった。

本物のカニを食べたくない消費者を裏切ってしまい申し訳ない」と謝罪しました。

同社では、未開封の商品を持ち込んだ場合に限り、商品代金300円の払い戻し等

ズワイガニが混ざった方が原価が高く、よりカニの味わいが強いことに不満を持つ消費者に「誠意を持って対応していく」としていました。

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蟹好きなれど なかなか食すことのできない私にしてみると

この社長、石川五右衛門やねずみ小僧、ロビンフッドなど 犯罪者や無法者と言われながらも

弱者や大衆から支持される“義賊”のように思え 少々恩赦されてもいいのでは とも考えてしまいました(笑)

しかし 消費者によっては 蟹が大好物でない方もいるわけですし

とりわけ あえて蟹を避けなければならない理由で この商品を選ばれた方もいるかもしれないのです。

例えば 甲殻類アレルギーを持った方は 食品表示を見て 蟹が混入されていないかどうかを確認してから購入している可能性もあります。

このアレルギーを持つ方は

エビやカニなどの甲殻類を食べたり触れたりすることによって、

皮膚、消化器、気道を中心に 蕁麻疹や発疹などの症状が出てしまうそうです。

つまりは 消費者は 食品表示を信じて購入しているので

たとえ 混入されているものが 高級食材だとしても虚偽は許されません。

食品表示を偽って販売することは もちろん法律で禁止されています。

これは「食品表示法」で定められており、

消費者等に販売される全ての食品に 正しい食品表示が義務付けられています。

食品の表示は、これまで複数の法律に定めがあり、非常に複雑なものになっていましたが

平成27年4月1日から

・食品衛生法

・JAS法(旧:農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律)

・健康増進法

の3法の食品の表示に係る規定を一元化し、

事業者にも消費者にもわかりやすい制度を目指した「食品表示法」が施行されました。

これにより

商品PRのためのパッケージなどの表示も

正しく食品表示法に沿ったものでなければなりません。

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「カニ」なのか「かに風味」なのか PRも 嘘偽りなく きちんと表示しなければなりませんね。

 

引用参考:食品表示法

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